2016-06-12から1日間の記事一覧

発生率と発見率(発覚率)

ある集団を調査対象として設定する事を考える。 その集団において、特定の病気にどのくらい罹りやすいかを考える。 集団に属する人が病気に罹る現象を、発生と表現する。発生は、より一般的な表現だから、医学的な分野に限定すると、罹患や罹病などが考えら…

平均有病期間2

前エントリーの続きです。 そもそも甲状腺がんは日本において、広くスクリーニングが行われるような対象では無かったので、正確な有病や発生の程度が解らなかった、というものですね。だから、剖検の結果などから、今考えられているよりもずっと多いのではな…