補足

前のエントリーで、間接的だが積極的、というような言い方をしているけど、そこについて説明を。
間接的、つまり「直接的ではない」とは、
 レメディ与える→死ぬ
という因果関係にはないのを意味する。その因果関係は薬理的作用を指す。レメディは、少量のただの水や砂糖などだから、それが薬理的に重篤な症状を惹き起こすことはないと思われる。今回の例は、
 ビタミンK未投与→ビタミンK欠乏性出血症→死
という因果連鎖であり、「ビタミンK未投与」に助産師の意思が介在していたと見ることが出来る。すなわち、

  • 与える必要はない
  • 与えてはならない

のいずれかの信念を持ち、それは

  • レメディを与えれば充分

という信念に支えられていたと考えられる。記事には、「代わりに」与えていたとある。それが「積極的」にという意味。