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殺陣

ドラマの宮本武蔵を観ながら。

手で見せる、肩で見せる、顔で見せる、剣で見せる、というようにやると、武術的には実に嘘くさい動きになる訳だけれど、それと演出との整合をどう取るか。
武術的に合理的な動きを再現すると、力まず急がず静かに早く(速く)、となって、知らない人からすれば、いかにも面白く無い見え方をする、というのは充分に考えられる事。
けれどたとえば、これが楽器演奏であったり料理であったりの演技ならどうか、みたいなのも思うのですね。あるいは銃器の扱いとか。肩で見せようとして、道具を扱うには不合理な動きというのはしばしば見られる。プロフェッショナルが、使い慣れている道具を力んで遣うはずが無かろう、という意味での違和感。それをどう考えるか。その見方を武術の演技にも当てはめるか。いかにも本当ぽいものを撮る、という志向があれば、そちらからのアプローチがあっても良いとは思いますが、むつかしいでしょうね。