2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

バカじゃない、薔薇だ

とても初めましてようこそ、id:rosechild様。らんぼうに見える問いを丁寧に考えて頂き、恐縮でございます。この問題、おそらく、「議員の半分はバカ」と「議員の半分はバカではない」は同じであろうと思われます。なぜならば、実は、議員集合は、バカさとい…

バラーチャイルド氏記念

ある議会で議員さんが、 「議員の半分はバカだ!」 と辛辣な発言を行いました。 当然、議会は紛糾。当の議員さん、強い抗議を受け、謝罪を余儀なくされたのでありました。さて議員さん、しぶしぶながらも、適当に謝意を表し、 「議員の半分はバカではありま…

ふと思い立って

調べてみた。調べたのは、統計学の概念、「標準偏差」について。このエントリー、多少の統計の知識があること前提です。特に説明もしません。前からよく書いてることですが。 母分散の不偏推定量は、通常の分散の式の分母を自由度にしたものですが(不偏分散…

すごく大事なことなので

盲検では、対照群と治療群のどちらの患者にも、まったく同じ対応をすることが決定的に重要になる。なぜなら、どんな小さな違いでも、患者の回復に影響を及ぼし、試験の結果が不公正になりかねないからだ。そのため、見かけ上区別できない薬を与えるのはもち…

もののみごとに

「天仙液」でググるべし。今時あそこまであからさまなのはそう見ないかも知れない。

確かに裸の王さまだな

見てて薄ら寒くなる。

どうやら

Nido氏がエチカに出る模様。免疫力うんぬんという特集らしい。激しく怪しい。

それは実質的には

「妥協」でしょう。「有効活用」や「共存」などは、あまりにもポジティブ過ぎる表現です。また、「標準医療を否定しない限り」といった意見も、実際には、医学的にさほど重大でない場合に限って、使用されることに妥協する、という意味でしょう。そもそもホ…

ごめんね

「踊る」シリーズが大好きで。嫌ったり罵倒したりは、基本的に大いにやればいいけど、誰も聞いてないのに無闇に言ったり、無頓着にネタバレしたり、そういうのはやめてね。観るのを楽しみにしてる人間はいるんだから。

BASARA

やっばいな、、、二期もクソ熱いぜ!!

訃報

訃報:堀啓造さん 59歳=香川大経済学部教授、消費者行動 /香川:http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20100614ddlk37060340000c.html 堀氏のサイトなどは、統計関連の有用な資料として、よく参照しておりました。 残念なことです。

「エビデンス厨」

後藤さんのつぶやき見てたら、後藤さんがある著書でこんな風に評されている、という話が出てきた。文字通りにこれを言うにしろ、違う言い回しで同様の発言をするにしろ・・・こんなこと言う人間は科学について語っちゃダメだと思う*1。自然科学はもちろんの…

現代「西洋医学」批判

・「西洋医学は還元論だ。ホリスティックでない。統合医療を志向せよ。」 →あなたは病院で問診を受ける時、既往、他科の受診状況、現在使用している薬、食習慣、睡眠時間、等々についての質問はありませんでしたか? それらを総合的に考慮してなされる診療は…

強烈な違和感

日本ホメオパシー振興会のサイトより引用( http://nihon-homeopathy.net/ )。トップページに掲載されていたものを、2010年7月10日にキャプチャした。 <ホメオパシーに関連する医療過誤のニュースについて> 本日このような残念な報道が流れました。http:/…

勘違いなのかなんなのか

きくちさんは統計学者じゃなくて物理学者なんだけど。

補足

前のエントリーで、間接的だが積極的、というような言い方をしているけど、そこについて説明を。 間接的、つまり「直接的ではない」とは、 レメディ与える→死ぬ という因果関係にはないのを意味する。その因果関係は薬理的作用を指す。レメディは、少量のた…

赤ん坊とプラセボ

「赤ん坊にプラセボ反応が起こるはずがない」と言う意見について。※以下、そういう意見を鉤括弧付きで「それ」と表す「プラセボ効果」を、 与えられる者が「効くという言語的な信念を形成して」生理的な反応を促す という意味であるとすれば「それ」は正しい…

メモ:ホメオパシーとK2シロップ

まことに痛ましい話です。 「ビタミンK与えず乳児死亡」母親が助産師提訴 : 週間ニュース : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)⇒http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100709-OYS1T00214.htm はてブで、なぜ組織名等を書かないのか、という指摘が…

入門書

知識ゼロからのダーウィン進化論入門作者: 佐倉統出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/05/10メディア: 単行本 クリック: 25回この商品を含むブログ (1件) を見るこの本、大変良いものだと思うの。 本書を読まれた、こちら方面に詳しい方の評価はどんなもの…

武将脳

http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20100619ddlk30040407000c.html 県立医科大の板倉徹学長(脳神経外科)が、 ゲーム脳の弊害などを示した。 全体的に、強烈にハイレヴェルな内容。 本題は「武将脳」なるもののようだが、読んでいて、たまに見る、「偉…

いりょうとうけー

YJSZKさん経由。 http://www.tokyo-tosho.co.jp/books/ISBN978-4-489-02079-7.html目次だけ見て、読む価値のある本と確信。「医療統計」わかりません!!作者: 五十嵐中,佐條麻里出版社/メーカー: 東京図書発売日: 2010/07メディア: 単行本購入: 5人 クリック:…

よく参考にしている「歯チャンネル」の運営者の田尾耕太郎氏が、田尾安志氏のご子息であるのを今知ったという。ちなみに、歯チャンネルの、特に歯科医師の方々への質問コーナーは、大変に参考になる良コンテンツ。歯科学という、「科学としての歯の治療の論…

高垣彩陽

女性の若手の中で、演技や歌唱において非常に高い実力を持った役者の一人だと思う。

「で、二重盲検法で実験したの?」

何やら怪しげなものが、科学的に妥当であるとか、効果が認められた、などと主張されていた場合に、タイトルのようなツッコミがされるのをよく見かけます。 そのツッコミ、かなりクリティカルなものですが、注意を要するものでもあると思うのです。と言うのも…

違うと思いますよ

http://mahosuzu.cocolog-nifty.com/subhone/2010/07/post-0878.html また、水の結晶をつくったのは江本が初めてではなく、中谷 宇吉郎博士が1936年3 月12日、北海道大学で作ったのが最初です。 細かいですが。 だってほら、単に「水の結晶」と言ったら、冷…

窘めてあげればいいのに

と思うけどね。

違い

「割合」と「率」と「比」は、正確にはそれぞれ異なる概念です(疫学や医療統計の本では大概説明が出てくる)。 必ずしもあらゆる場面で厳密に使い分けるべきだ、とまでは思いませんが(慣習的に、割合を示すものが「率」と呼ばれることもあるようです※)、…

確かに

http://d.hatena.ne.jp/samakita/20100530/1275214409 物事が単純化されて、 いますね。左巻さんが。少なくとも、「多くの子どもたちが馬鹿になった」などと広言しない程度には弁えておきたい所です。

江本勝達はこう言った

※・強調は引用者による ・引用文末の「(P○○)」は引用元ページを示す▼江本勝・MRA総合研究所 『波動と水と生命と』(PHP研究所 第1版第3刷) ※章ごとの著者は明記されていない。著者紹介によれば、著者は、 江本勝 柴崎勉 石橋和也 村田幸治 この書は科学に…