装丁とか腰巻とか
http://j.ktamura.com/archives/761
↑
ジョブズの伝記を評したあれ。
http://todeskin.g.hatena.ne.jp/eigokun/20111025/1319528664
↑
それ及びotsune氏への批判。※参考資料なので、このエントリーの内容がどうこういう話ではないです
えっと、はてブを見てずっと不思議に思ってたのが、「それ(宣伝文句やら)は帯ではないの?」みたいな意見が結構あったこと。え?てなった。なぜなら、件のブログには、
本を売るためにはジョブズの顔にも泥を塗り、吊り革広告を彷彿させるやかましい帯もつける。
※強調は引用者による
このように、帯とちゃんと書いてるから。なのにブクマで、帯の話では、という反応があったのは何故か考えてみると、
- ブログの記述を見逃していた。
- 帯云々の所が後から追記された。※私が確認した後でも同じようなブクマコメントは見られた
- そこは目に入ったが、別の話(画像とは別の帯が存在する等)と思った。
こういう可能性があったのかな、などと思ったり。私自身は、いくつかブクマがついてたのを見た後で、ブクマコメントをほぼ見ずにブログ記事を読んだけれど、ああ、帯の話+装丁の話か、と普通に思った。画像は帯つきのものだな、て。だって、「緊急出版」という語が表紙に印刷されるなんて考えにくいから。
それはそれとして、講談社を批判する人にも色々な見方があるようで、
- 帯のデザインを装丁だと勘違いしたままその印象を批判する人。
- 帯と認識した上で、その宣伝文句の書き方などに悪印象を持った人。
- 帯は帯としてそんなものだろうが、装丁のオレンジの部分はない、と思った人。
- フォントの選択や配列のセンスが好ましくない、と思った人。
こういった感じかな、と観察していて思った。装丁のデザインはまあいんじゃね?という所で共通していても、「帯は取ればいいだろ」と言う人と、帯と本体はセットなのだからデザインは統一するのが望ましい、的な意見を言っている人がいるようで。
腰巻(帯)をどう捉えるか、というのも色々あるでしょうな。ほとんどチラシなどと同様のものと考えるか、あるいは、それを含めて本全体としてのデザインをなしていると見るか。
参考に、腰巻の由来について:http://www.1book.co.jp/003132.html
追記
そうそう、英語版に帯はないのか、みたいな意見があったけど、ここらへん見ると、http://www.lasical.com/2011/10/22/4951/ ないのかな、という感じ。尤も、向こうで帯というのがどういう風に一般的であるか分からないですが。こっちの感覚だと、出版社がつけるものだから、発売日直後に書店によってあるなしがあるとは考えにくいのかな、と思うけど。