用語

やり取りに割って入るのは川端さんの所で懲りたので、エントリーにして言及します。

というか、「母集団の真の値」というのは、平均値や中央値と言った「代表値」である、ということは重要なことだと思いますが。
http://d.hatena.ne.jp/houyhnhm/20111221/p1

これ、普通「真値」とはパラメータ(母数)を指す、という意味ですよね? 「代表値」になってますが、たとえば母分散を知りたいという場合には、知りたい母分散という真値は想定しているがそれは「代表値」では無いですよね(散布度)。

後、サンプル数になってますよー。

現象をどう捉えるか、という事については。※これは、私の知識が全然足りないので、現時点での認識という事で。無知を晒す訳ですが、哲学も入るし難しい問題ので、まあしょうが無いです。

現象としては決定論に従うと考えられるけれど、知識不足その他(初期条件に敏感とか考えるべき変数が多数とか、決定論的カオスみたいな)の理由により、確率的に振る舞うと「看做す」というのが、確率論や統計学を実際の現象に当てはめて考察するという事ですよね。サイコロの出る目を確率変数と看做す、みたいのはそういう理屈だと思っています。
で、物質が本質的に確率的に振る舞う、というのが量子論によって導かれた世界観だと理解しています(だからそこには断絶がある)。

依然、難しくてよく解っていませんが。つい最近、竹内啓『偶然とは何か』をとても面白く読んだのは、そこら辺について中心的に論じられていたからですが、読んで益々、やっぱこれ難しいな、と思ったのでした。