「血液サラサラのお薬」という表現は「ニセ科学」なのか
Twitterで、次のような意見を見かけました。
ワーファリンとかも血液サラサラって言われてるらしいけど、「血液サラサラのお薬」ニセ科学扱いされないのはなぜだろ
— bn2 (@bn2islander) November 21, 2018
ワーファリンとかも血液サラサラって言われてるらしいけど、「血液サラサラのお薬」ニセ科学扱いされないのはなぜだろ
これを見て、今ひとつ意味合いがピンと来ない、とブクマ(はてなブックマーク)をした所、
bn2さんのツイート: "ワーファリンとかも血液サラサラって言われてるらしいけど、「血液サラサラのお薬」ニセ科学扱いされないのはなぜだろ"b.hatena.ne.jp血液サラサラという言葉には医学的意味はないように思いますが、それを効用とするのは「ニセ科学」なのではないかと思った次第ですね
2018/11/23 20:59
血液サラサラという言葉には医学的意味はないように思いますが、それを効用とするのは「ニセ科学」なのではないかと思った次第ですね
上記のような、追加の説明がありました(強調は引用者による)。
これを見ても、私には、よく解りませんでした。
ワーファリンが血液の抗凝固作用を発揮せしめる事をもって、血液の物理的性状を表す日常語的表現として血液がサラサラに、といったものを用いる事は、特に問題は無いと思われるからです。
実際、google:ワーファリン OR ワルファリン "サラサラ” site:ac.jpなどで検索してみると、医療機関において、ワーファリンが血液をサラサラにする、という表現がなされている事例を、いくつも見つけられます。もしも、その表現がニセ科学的であるとするなら、今見たような医療機関における説明は、悉くニセ科学的説明を用いた不適切なもの、と言えるでしょう。
ここで私はシンプルに、ワーファリンの薬理作用に詳しいかたや、実際に、手術時の併用や、疾病の治療の一環として処方なさる医師のかたなどが、そのようなサラサラにするといった表現についてどう思うか、という事を知りたいです。