【メモ】Trelloのはなし

twitterリアルタイム検索などすると、デフォルトで公開設定になるという意見があるけれど、少なくとも現在はそうなっていない。以前に取得したアカウントで実際にボードを作ってみて、確認したので。作成時に選択できる。

前はデフォルトが公開だった、と書いている人もいたけど、詳細確認できず。自分が作成したアカウントは1年以上前のものだけれど、特に記憶に無い。

数年前に、公開設定の話を書いていたかた有り。

qiita.com

私も、プロジェクト管理、ToDo管理ツールを選定していた時、どこかの企業のプロジェクトらしきものが見えた事が。もしかしたらTrelloだったかも知れないけれど、はっきり憶えていない。最初、サービス紹介用のサンプルページだと思っていたが、見ていると、どうもそうでは無いっぽかったので、すぐに閉じた。単純に使いかたで検索してそういう情況だったから、当時でも、結構見られる状態にあったのだと思う。

こういうツール、クラウドにデータが保存されるサービスを使う、という場合には、担当者・管理者は当然、公開範囲はどのようになっているか、どう変更できるか、といった部分を把握する責任がある訳で、そういう観点からは、企業の担当者なりに落ち度があったと思う。

それとは別に、実際、公開を望まないものが公開されてしまっている、そういうアウトカムが多く生じている事自体は事実。これをどう考えるか。

使うんだからちゃんと調べろよ、説明が書いてあるだろう、と言うのは確かにそう。そもそもそんなバリバリの個人情報をクラウドに置くってどうよ、みたいな話もあるけれど、それは措いて(セキュリティ教育している所は、機密情報に段階をつけて、クラウドに保存するな、と言うはず。守られるかは別にして)。

じゃあUIを工夫して、でかでかと注意書きを表示したり、ボタンを数回押させるようにするか。あるいは、公開設定は全く別の箇所に表示させるか。工夫のしどころはいくらでもあるだろうけれど、それをサービス提供側にどこまで要求するか、できるか。

説明書きはあるけれど文章の意味が解っていないのかも知れないし(あれを解らないのは困るだろうとは思う)、まさかgoogleで検索してヒットする訳無いだろう的な先入観もあるかも知れない。こういうサービスではそういう所は出ないようにしている、といった、ある種の信頼感と言うか。

あまり突き詰めると、サービス提供側の負担も大きくなるし、かと言って、問題が起きてしまっている現状を放っておく事もできないだろうから、Trelloが何かしらのリリースを出したり、UI変更がおこなわれたりするとは思う。