読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「ネトゲ脳」?――森昭雄氏の新著

2012年10月26日追記:Amazonページがあったのでリンクしておきます。

ネトゲ脳 緊急事態

ネトゲ脳 緊急事態

これは早く採り上げておいて良いと思ったので、取り急ぎ書きます。
コメント欄で、たこやきさんに教えて頂いた情報です。
森昭雄氏が、新刊を出されるそうです。そのタイトルは、ネトゲ脳 緊急事態〜急増する「ネット&ゲーム依存」の正体〜との事。紹介を、森氏のサイトより引用します。尚、紹介はトップページに掲載されているので、その内に個別のページが設けられる等するかも知れません。※文字修飾は外す

IT先進国では、“ネット&ゲーム”依存が深刻化しています。 自殺や殺人にまでエスカレートしてしまう衝撃的な青少年事件が後を絶ちません。 そのため、国を挙げての対策に精力的に乗り出しています。

携帯電話やスマートフォンの普及が急速に進むなか、日本でも“ネトゲ依存”が急増しています。 “ネトゲ依存”がもたらす悪影響とは…。 いま『ゲーム脳の恐怖』(NHK出版)の著者・森昭雄氏が、“ネトゲ脳の恐怖”について、その問題点と対処方法をわかりやすく解説します。
森昭雄公式サイト

率直な感想としては、「今更こういうのを出すか」と。森氏は、色々活動はしていたようなので、講演や研究の成果(と森氏が認識しているもの)をまとめたもの、なのでしょう。
目次は次のようです。

〜目次紹介〜
第一章:IT先進国で深刻化する「ネトゲ脳」
第二章:日本ではなぜ「ネトゲ脳」問題が報道されないのか?
第三章:パソコンやスマホ依存の実態
第四章:快楽を求め続ける〝依存〟のメカニズム
第五章:飛躍的な進歩を遂げる脳活動の測定
第六章:子どもの「脳」を守るために

これを参照する限り、「ネトゲ」という語を、ネットとゲームを合わせた語として使っているように見えます。けれど、普通ネトゲといった場合、ネットゲームという狭い概念を指すように思えます。もちろん、どのような意味合いを含めているかは、著作を参照してみなければ何とも言えませんが。もしかすると、ソーシャルゲーム等を特に採り上げているのかも知れません。
いずれにしても、今このような著作が出されるというのは、悪い意味で注目すべき出来事だと思うので、気にかけておいて良いでしょう。今更、森氏の言説が広く支持を得られるものか、という意見もあるかも知れませんが、「ネトゲ」にネガティブな印象を持っている人からの一定のニーズがあるだろうから、早い内に検討しておくに越した事は無いでしょう。

                      • -

当然、論理的には、森氏が妥当な根拠をもってネットやゲームの危険性を示す、という可能性は全く無いとは言えませんので、それは一応は念頭に置きます。けれど、その論者がこれまでどのような根拠でどのような事を言ってきたか、というのはとても重要な情報であります。