2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

過剰診断の言い換え2

最近は、過剰診断を、余剰発見と言い換えています。 これは、過剰診断の概念を、誤診や、余計な箇所を治療する、というような意味に誤解する例を見る事があるため、です。 がん検診においては、過剰診断というのは、将来、それを原因とした有害な帰結に至ら…

kinza不具合?

現象 kinza のバージョン 3.4.0 において、特定のマウスジェスチャーをおこなうとブラウザが落ちる ジェスチャー割り当て 「タブを復元する」 右押しながら左 「このタブを閉じて右のタブを選択」 ↓→ 現象詳細 上記割り当てにおいて、タブを復元させた直後に…

アルミテープの効果

某所で某氏が仰っているように、帯電がどうとか、そういうデータでは無くて、直進安定性や回頭性といったそのものに効果があるか、という事が示されなければならないのでござる。 もし、それらをきちんと確かめられるような、標準化された指標や計測装置がま…

発見力と延命効果

過剰診断と検診効果、との混同 過剰診断の話と、検診による延命や救命の作用、とを区別出来なかったり混同したりする理由として、病気を発見する作用と早く見つける事そのものによるメリットとが明確に分けられていないから、というのが挙げられるように思わ…

過剰診断の言い換え

過剰診断という言葉については、それを、誤診や誤陽性と混同する人も、ちらほら見かけます。誤解を招きやすい表現なのでは、という意見もあり、確かにそうなのかも知れません。 そこで私は、言い換えとして、余剰診断なんかどうかな、と考えたりしました。

過剰診断の言い換え

疑似科学とニセ科学

以前から言っているように、私は、 狭義のニセ科学が疑似科学である とした方が、整理しやすいと思っています。逆では無いですよ。書き間違えではありません。 賛同された事は無いですが。

なぜ致命割合ではいけないか――過剰診断バイアス

前のエントリー検診の効果と過剰診断 - Interdisciplinaryでは、検診の効果を確かめるために、死亡割合を評価する、という事を紹介した。 確率的操作によって同質にした2群について、着目した疾病が原因で死ぬ人の割合が同じくなるはずが、検診をおこなった…

検診の効果と過剰診断

まず、観察対象を、確率的に2群に分け(クジ引きなどを使って、各個人がどちらの群に割り当てられるかが、なるだけ同じくなるようにする)、それぞれの群が同じ性質を持つようにする。 この種の文脈では、同じといった場合、確率的な部分が絡んでくるが故に…

テスト

ちょっとテスト Androidからアップ Google日本語入力の辞書は、Googleドライブにファイルをアップしてインポート キーボード上での半角全角、かなカナ切り替えが不明 Androidでキーボードはほとんど使わないので、勝手が……。

検診(スクリーニング)に対する先入見と、医薬品のアナロジー

福島県における甲状腺がん検診を縮小すべきで無い、と主張する人は、 検診も、ある効果を期待しておこなわれる医療介入行為である という認識が抜けているのではないか、と考えています。 検診の目的は、早期発見する事そのもの、ではありません。早期発見に…