予想される反論

メモ的に。
「万能性」の話。
実際に比嘉氏がそれを謳っている、というのは、前のエントリーでも書いたし、OSATOさんも最新エントリーで比嘉氏の著書を参照して紹介しておられる。なので、比嘉氏が自ら万能を謳っている事は、疑いの余地無く確定。
それに対する考えられる反論(潔く誤りを認める可能性は別の話とする。それが望ましいのは言うまでも無く)として、「違う話に持っていく」やり方が一つ考えられる。つまり、「確かに比嘉氏は万能と言ったけれども、菊池氏はその出典を示していないではないか」と主張する。どこで言ったかはっきりさせてないんだからそりゃ文句もつけたくなる、みたいな開き直り。
いくら何でもそれは無理矢理だろう、て? そりゃそうです。本来は反論など不可能であるのだから。もし誤りを認めずに反撃を企てるならパターンとしてどういうものが考えられるか、という想定なので。
もう一つは、「万能」の定義に持っていく。比嘉氏の言う万能と菊池氏の言うそれとは同じ意味では無いのではないか、と疑問を投げかけつつ、そこがはっきりしないのに非科学的と断ずるのは不当だ、という方向へ進む。こうして、「比嘉氏の言う万能」云々の話から逸らす。自分で万能に拘ったのに、そこから「非科学的」という評価の方へ話をシフトさせる。