病気の判定と確率と割合
第257回 確率の冒険:《命》に関わる確率(前編)|数学ガールの秘密ノート|結城浩|cakes(ケイクス)
病気などの検査にまつわる確率の問題、読み物や教科書においてもしばしば紹介される、ある種の定番の話題でありますが、実際、理解する事は、なかなかむつかしいものです。
ここで、私がこれらの問題について説明した記事を紹介します。
この問題で重要な事は、
- 確率を割合と捉える
- 割合なので、基準となる分母(全体)を常に意識する
- 条件付き確率は、分母(全体――全事象)が変化する
こういった所です。たとえば、袋から赤玉を取り出した、という条件下であれば、赤玉が取り出された部分を分母(全事象)と捉える訳です。
診断の問題について、ビジュアルで理解出来るように作ったものが、以下です。
結構解りやすいのではないでしょうか。
こちらは、それぞれの指標を、スライダを使って動的に変更出来るページです↓
各指標の所をハイライトする事によって、分母(全体)が変化するのを、視覚的に把握出来るようにしています。