標本空間の要素 =「根元事象」?
ちょっと気になってるんですけどね。タイトルの事が。
標本空間の要素を根元事象と表現すると、
標本空間の要素は根元事象ではあるが事象では無い
となりますよね? これだと、表現的に、すごくややこしいような。
だから、根元事象を使わず、標本点にした方がスッキリしますね。
それで、もし根元事象を使いたいなら、それは標本点を指すのでは無くて、
一つの標本点を要素に持つ事象
と考えないと、整合的では無いように思います。たとえば、 統計学基礎/標本空間 - Wikibooks ここなんかには、
特に標本点が1個の事象を根元事象,
とあって、これなら納得がいきます。
ただ、英語でもElementary eventとComposite eventとなっていて、いずれも event が入るようですが。よく解らんですねえ。
確率を解説するテキストでも、説明の仕方は両方の場合があるようです。