「臨床環境医」

訳の解らない事になっている日本語版Wikipediaの「化学物質過敏症」の項のノートでのやり取りより(強調は引用者)。

「臨床環境医」などという名称は存在しません。これを言っているのはNATROMという自称内科医だけです。要するにこのWikipediaは自称内科医のNATROMが弄っている証拠となります。--Haruhara haruko(会話) 2013年8月6日 (火) 00:20 (UTC)

「臨床環境医」などという名称は存在しません。と、Haruhara haruko 氏は主張しています。それに対して、ctrl.alt.meta 氏が、臨床環境医学という言葉から、臨床環境医という表現をするのは自然である事及び、実際の使用例を紹介して反論しました。それに対するHaruhara haruko 氏の再反論。

だからなんでしょうか。「臨床環境医」が正式に使用されているというソースをご提示願えますか?--Haruhara haruko(会話) 2013年8月6日 (火) 04:43 (UTC)

初めに名称は存在しませんなどと言っておきながら、用例を紹介されたら、正式に使用されているというソースの話に持っていく、というのはさすがにどうかと思います。特殊な使い方ではないか、と指摘出来る事は確かにあるけれども、それなら最初からそういう指摘に留めておけば良いのですから。
それはともかく、私も臨床環境医の使用例をいくつかご紹介しましょう。
あ、その前に。Haruhara haruko 氏は、twitterにおいて、次のような事も書いています。

(「臨床環境医」なんてのは存在しないので、使わない方がいいです)
http://twitter.com/momomo_ensemble/status/354621150678089730
※2013年7月10日 - 0:20

※名前と主張から、同一人物と判断しました。
では使用例。

Amazon.co.jp: 病気の迷信―信じてはいけないのだ 「買ってはいけない」の著者が語る病気の真実: 三好 基晴: 本

三好/基晴
1953年福井県鯖江市生まれ。医学博士。臨床環境医。

Wikipediaでも指摘されているもの。臨床環境医を標榜している。

医療法人社団アスクレピオス

《医師》平 久美子 (たいら くみこ)
○ 内科、心療内科、麻酔科、ペインクリニック、臨床環境医

ランドマーク横浜国際クリニックという所の医師。臨床環境医を標榜している。

化学物質過敏症に関する情報収集、解析調査 報告書(PDF)

アメリカ国立衛生研究所(NIH)主催のアトランタ会議において、MCSを定義する6項目が示され、臨床環境医らの合意事項として決議(コンセンサス1999)

総務省の報告書。他に臨床環境医師という表現も用いられている。

室内汚染物質に起因する健康影響(PDF)

その後、米国を中心に臨床環境医学という学問の流れが作られ、臨床環境医と称される研究者により微量化学物質の影響についての研究が行われてきた。臨床環境医の主張は、一般的な毒性が見られることがあると考えられる濃度よりも低濃度のごく微量の化学物質が人の健康に悪影響を及ぼしうるとする点では共通するが、病態像を巡っては研究者の間で差異がある。

横浜国立大学大学院生のワークショップの文書。

海外論文の紹介 他種類化学物質過敏症(PDF)

その構成メンバーはアレルギー専門家が36名、産業医が23名、臨床環境医が20名、

日本臨床環境医学会サイト内のページ。『臨床環境医学』Vol. 9 No. 2所収。
翻訳・版権責任者 石川 哲・宮田 幹夫 (北里研究所病院臨床環境医学センター)

はるはらはるこ。

臨床環境医の名誉を毀損しているとして、twitter社に報告しておきました。
http://twitter.com/momomo_ensemble/status/344371098802085889

臨床環境医の名誉を毀損しています。
http://twitter.com/momomo_ensemble/status/344389349569339393

もう支離滅裂です。貴方が臨床環境医について何もご存じないことはわかりました。 @NATROM
http://twitter.com/momomo_ensemble/status/344421871783133184

えっ!坂部先生は臨床環境医ではないとおっしゃりたいのですか?
@NATROM
http://twitter.com/momomo_ensemble/status/344430726919380992

@m_denko もしかして、勘違いされてませんか?NATROMといわれる医師(と思われる)ひとは、そもそも臨床環境医でもなければ、化学の知識もない人です。
http://twitter.com/momomo_ensemble/status/345457635543371777

患者さんが、NATROMに言われて、臨床環境医に懐疑的になってしまうのが、何よりも許せません。
http://twitter.com/momomo_ensemble/status/345499326967083008

そもそも化学物質過敏症の診断は、自律神経の検査だけじゃなくて、かなり長いアンケートへの記述と、臨床環境医の問診があるのですが。
http://twitter.com/momomo_ensemble/status/346096460670042112

臨床環境医ではないので、詳しい発症機序とかはわかりませんけど、
http://twitter.com/momomo_ensemble/status/347214292837351424

臨床環境医は当然、「化学物質過敏症」の専門家なのであって、「化学物質過敏症」を鑑別する能力は有るわけです。
http://twitter.com/momomo_ensemble/status/347652496224837632

臨床環境医である坂部先生に臨床環境医を辞めろ!って言いながらも、
http://twitter.com/momomo_ensemble/status/350538129586921472

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ところで、

これを言っているのはNATROMという自称内科医だけ

Haruhara haruko 氏はこうも言っている訳ですね。だけだそうです。