バラーチャイルド氏記念

ある議会で議員さんが、
「議員の半分はバカだ!」
と辛辣な発言を行いました。
当然、議会は紛糾。当の議員さん、強い抗議を受け、謝罪を余儀なくされたのでありました。さて議員さん、しぶしぶながらも、適当に謝意を表し、
「議員の半分はバカではありません。」
と発言。
失言も取り消したし、これにていっけんらくちゃ・・・あれ、何だかおかしいですね。もやもやとした感じがします。

果たして、件の議員さんの一連の発言、「論理的」に考えてみると、どう見ることが出来るでしょうか。

参考文献:大村平 『論理と集合のはなし』 ※本エントリーは、参考文献の例を、ほんの少しアレンジして紹介したものです