善川チャーリ氏の、PseuDoctor氏への応答について

先日、PseuDoctorさんが、PseuDoctorの科学とニセ科学、それと趣味: 善川チャーリさんに「偽医者」認定されました(又はハンドルネームの由来について) というエントリーをアップなさいました。
その内容は、twitter上で善川チャーリ(GoodBye_Nuclear)氏が、PseuDoctorさんに対して偽の医者呼ばわりし、発言をデマとされた事への反論です。詳しくはリンク先をご確認下さい。

そして今日、善川チャーリ氏が、そのPseuDoctorさんのエントリーに言及しておられました。それは次のようなものでした(まず、おそらくブログ上のtwitterボタン経由でエントリーを紹介した上で)。

↓よっぽどの暇人がいるな。
http://twitter.com/#!/GoodBye_Nuclear/status/203979373177602048 ※下矢印は、前の投稿内容を指している。ここでは、PseuDoctorさんのブログエントリーを紹介している投稿

@Portirland あはは。そうかもしれませんね。それに、Pseudo(ニセの)Doctor(医師)なんていうハンドルネームだけで、「偽医者だろ!」って普通、思っちゃいますよね。私と同じ病理専門医だったとは驚きです。
http://twitter.com/#!/GoodBye_Nuclear/status/203981638856753152

※上記のメンション先(つまり、別の人の投稿)は↓

フォロワー増やしの宣伝では(笑)? @GoodBye_Nuclear ↓よっぽどの暇人がいるな。
http://twitter.com/#!/Portirland/status/203980597511725056

続けて、

@Portirland 知人ではないと思います。私のフォロワーには複数の病理医がいますし、Twitterユーザーで私の知る限り病理医と認識される人物は、ハンドルネームあるいはプロフィールに病理医と表示なくとも、すべて個人を特定しております(昔からこういうの得意なもので)。
http://twitter.com/#!/GoodBye_Nuclear/status/203984111914860545

このような感じです。流れが把握しやすいよう、twitter画面のキャプチャを貼っておきます(緑の枠線に囲まれた部分が関係する所。2012/05/20の9:20頃に http://twitter.com/#!/GoodBye_Nuclear をキャプチャ。元画像サイズ:855×1626)。

私はこの反応は、非常によろしく無いものだと思います。他人を偽の医師呼ばわりしつつ、それに論拠を示され反論された事について、「よっぽどの暇人」と言ったり、「フォロワー増やしの宣伝」では、という意見に冗談ぽく応答して、“Pseudo(ニセの)Doctor(医師)なんていうハンドルネームだけで、「偽医者だろ!」って普通、思っちゃいますよね。」”などと書くのはおかしくはないでしょうか。
これが、偽の医師という表現が、文字通りに「PseuDoctorさんが医者で無いと断じた」訳では無い、というような説明ならまだ理屈は解ります。そこまで言っていないのに反論されても困る、みたいな事なら、それに納得するかは別として、理由は理解出来る(本当に偽者だと言ったのでは無いのに「本物だ」と反論される謂れは無いから)。
けれど、偽医師と言われた事を重要な発言と捉え、医師免許証等の画像をアップして証拠を示したPseuDoctorさんに対して、“「偽医者だろ!」って普通、思っちゃいますよね。”とは、あまりに相手を馬鹿にした態度でしょう。他人の経歴や履歴への言及としては、恐ろしく発言が軽い。

今回の反応で、善川チャーリ氏をフォローしている人(のある部分)が、PseuDoctorさんは病理医である、というのは理解したと思います。「私と同じ病理専門医だったとは驚きです。」と書いているのを見ると、その事自体は認めている訳ですから。その意味では、PseuDoctorさんが偽の医師である、という(誤)情報は「※ある程度は※」リカバリ出来たと思います。けれど、それとは別の問題として、誤った情報を広めた事の指摘に対する反応としては、あまり丁寧なものではないと考えます。