言葉遣い

「検証」「反証」「確証」
これらは非常に使うのが厄介。なぜならば、科学哲学の文脈ではかなり議論のある用語で、その観点から用法が突っ込まれる可能性があるから(論理実証主義ポパー、カルナップなど)。

さっきの一言で「実証」という語を使ったのもそれが理由・・・と言っても、実証もむつかしい。

でも私は、そんな厳密な意味合いで用いなくても、科学の営為の中での常識的(慣習的)な使い方をしていい、と思ってる。科学哲学的な厳密さが求められるのは、「科学哲学の話をしている」時で良い。