モンティ・ホール

何番煎じか、という話ですが。

記号の説明

🚪
🚗
当たり
🐐
外れ。車よりヤギのほうが欲しい人がいるかも知れない
🤚
扉の選択を変えない
👈👉
扉の選択を変える
😆
当たる。嬉しい
😭
外れる。悲しい

↓場合を列挙

f:id:ublftbo:20200503210735p:plain
場合のパターン

考えておくべき事

  • 車の割当から参加者ファイナルアンサーまでを、一連の実験とする
  • 選択は全て、同様に確からしおこなわれると設定する
  • 参加者は、必ず選び直せる
  • 司会者は必ず、ヤギの扉を開ける(車の扉を開けたら意味が無い)
  • 司会者が開ける扉は、参加者が最初に選んだ扉とは絶対被らない(選び直せるという設定があるから)
  • 参加者が最後に選ぶ扉は、司会者が開ける扉とは絶対被らない(司会者は必ずヤギの扉を開けるから)
  • 参加者は、これらのルールを把握している
  • それぞれの実験の割合は、直前の実験を均等に(場合の数で)分けたものとなる
  • 割合は、行の高さと対応する

↓最初に選んだ扉を変えない場合に着目

f:id:ublftbo:20200503211308p:plain
最初に選んだ扉を変えない

↓最初に選んだ扉を変える場合に着目

f:id:ublftbo:20200503211334p:plain
扉を選び直す

  • 濃い緑は分母
  • 薄い緑は分子

ルールが守られていれば、始める前から、扉を変えたほうが車の当たる割合が大きい事は判っている。

改めて、この問題を説明するものをいくつか見てみたのですが、ほんとうに色々のバリエーションがありますね。樹形図もよく見かけましたが、どうも全事象が把握し辛い。そこで自分で作ってみましたが、おかしい所などあれば、教えてください。

ちなみに、説明がパッと解るかにも違いがありますよね。1000個の扉があれば、と想定すると解りやすくなる、との説明もよく見ますが、私は、それを直感的に理解しやすいと思った事は、一度もありません。