2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧
が、なんかむにゃむにゃ。 元の扇形より大きい面積の円グラフをつけている所がなんか。本体と補助グラフを結びつける線で、扇形を拡大して見せているのを表現しているのでしょうけれど、そこが直感的にしっくりこないと言うか何と言うか。私だけですかね。
大事な所なので、改めてエントリーにします。先日の数学調査についての報道。たとえば読売はタイトルに、「4人に1人,平均の意味がわからず」と書いていました。他紙も似たような書き方です。参照(2012年2月26日に、「数学 平均」でgoogleニュースを検索し…
「大学生数学基本調査」に基づく数学教育への提言私はこういう文章が大嫌いなのですが、どうしてでしょうね。 「外」の人に届かせる気が全く無いように見えるから、なのか、それとも、数学という「面白い」知の体系について、社会維持や発展の不可欠な要素と…
いやーんな方向性の発表が。解る人は解りますね。
前から思っていた事。放言です。偏りの無い(6面の)サイコロを投げた時、それぞれの目が出る確率は1/6である。 この種の説明を見ていつも覚える違和感。 これは方向が逆で、 それぞれの目が出る確率が1/6であるサイコロを「偏りが無いサイコロと定義」する。…
ほとんど、ちがやまるさん&YJSZKさん向けエントリー的。 でも、紹介する記述は、多くの人に参考になると思います。 前のエントリーで紹介した本で引用した文の続き。超大事な所なので、かなり長く引用します。※P270-272より引用。数学記号には、見えない時…
○○学を知らない(専攻したり体系的に学んでいない)と推測される対象に、「○○学を勉強していないだろう」という批難を投げかけ、具体的な指摘を求められると、知識が不足し過ぎている者達に一々教えるのは無理だ、まず勉強せよ、と返したり、既に言ったり書…
例の件について身内と話した時にアドバイスした事。 動物実験の結果をそのままヒトに当てはめる事は出来ない。「ダイエット」(鉤括弧つき)に役立つ、などと言うためには、ヒトを対象として研究し確認されなければならない。 もし、ある食べ物なりが単体で…
ビジネス統計学【上】作者: アミール・アクゼル,ソウンデルパンディアン・ジャヤベル,鈴木一功,原田喜美枝,手嶋宣之出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/03/16メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 166回この商品を含むブログ (16件) を見るビジネ…
しばしば、twitterリアルタイム検索を「母数」で検索して眺める事があるけど。きちんと統計学的な意味を踏まえて使っているものは、百に一つあるかどうか……これはなかなか。何度も書いているように、母数を「分母」と同じ意味で使っているのは、統計学の本を…
2012/02/13追記:町田さんが参考になる記事を上げておられるのでご紹介⇒小学生の歩数を探して - 火薬と鋼あまり纏めないまま、メモ的に書きます。 歩かない小学生、歩数3割減…ゲーム機の影響? : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) はてなブックマークやtw…
普通私たちはこうした数字をつくりだす人たちからじかに情報を得るわけではない。おおかたの人は、こうした数字を述べた最初の報告を政府機関、世論調査機関、研究者から直接受け取ったりはしない。むしろ、私たちは又聞きやそのまた又聞きで、つまり新聞記…
西洋の全身鎧はあまり役に立たなかった可能性が初めて実験で証明される - DNA ※去年の記事ですね。念のため タイトル等に突っ込まれているようです。実際、記事本文を読むと、行われたのは、実験協力者に甲冑を着てもらってトレッドミルを走らせて生理的指標…
丸山ワクチンをおとしめる週刊ポストの記事 - NATROMの日記 「料理だって塩○グラム、砂糖○グラムという標準的味付けが必ずしもベストではないように、がんの標準治療もそういう”さじ加減”があって然るべきです。しかし、医者は患者の症状に合わせて薬の種類…
川端さんのtwitterを見ていてふと思った事。主に説得や啓蒙普及の文脈において、「科学的に正しい」という言葉が使われる場合がしばしばありますが、これって考えようによってはものすごく無頓着で。 要するに、「科学的に正しい」という言い方は、「そもそ…