2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧
先日、統合医療推進の根拠と思想 - Interdisciplinaryというエントリーを書きました。そこでは、『「統合医療」のあり方に関する検討会審議会』の第一回議事録を読みながら、統合医療の思想的な部分や、統合医療評価にRCTが向かないという意見について検討し…
ドラゴンズドグマ出版社/メーカー: カプコン発売日: 2012/05/24メディア: Video Game購入: 13人 クリック: 716回この商品を含むブログ (122件) を見るドラゴンズドグマ出版社/メーカー: カプコン発売日: 2012/05/24メディア: Video Game購入: 3人 クリック: …
わかってきたかも!?「医療統計」作者: 五十嵐中,高瀬義昌,佐條麻里出版社/メーカー: 東京図書発売日: 2012/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (1件) を見る先日書店で見かけました。 公式サイトの紹介⇒東京図書株式会社 わか…
前のエントリーについたブクマコメント( http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/ublftbo/20120520/p1 )より。 settu-jp 論=記事及びコメント欄、発言=御自身のブックマークコメントですよ 2012/05/20 という事で、id:settu-jp さんは間違っていま…
ブクマコメントでは書ききれなかったので。 私の一つ前のエントリーについたメタブクマで、 settu-jp グレーゾーンのある個別の価値観について「ない」の基準や範囲を示せだとかいった立証責任の転嫁や悪魔の証明ともいえる詭弁で丸め込んで胸を張られてもな…
先日、PseuDoctorさんが、PseuDoctorの科学とニセ科学、それと趣味: 善川チャーリさんに「偽医者」認定されました(又はハンドルネームの由来について) というエントリーをアップなさいました。 その内容は、twitter上で善川チャーリ(GoodBye_Nuclear)氏…
たわいのない嘘をつき続けるサイトがWebには必要 - 発声練習 ▼主張 たわいのない嘘をつき続けるサイトがWebには必要 ▼反応 追記3:今回の記事は「たわいない嘘」じゃないでしょ? ▼応答 私はたわいない嘘と思いましたが、そうでないと考える方もいらっしゃる…
2012年5月29日追記:とても重要な補足があるのでお読み下さい⇒『「統合医療」のあり方に関する検討会審議会』第二回議事録の検討とお詫び 先日来、統合医療について書いています。そこでは、統合医療の評価にRCT(無作為化対照試験)が馴染まない、という意…
パッと見てデタラメと判るだろう、ネタというのは一目瞭然だろう、ってのは一般に、「文脈を共有している人達の言い分」と捉えておくべきでしょう。特に、不特定多数の人から見られる可能性が大きい(たとえば友人や家族との会話、とは時間的空間的条件が全…
中村義作『よくわかる実験計画法』のまえがきに、 いろいろな原因に左右される複雑な現象を,実験や調査によって解明しようとする試みは非常に多い。著者がかつて従事した電気通信の分野でも,気象条件で変化する電波伝播の現象や屋外に曝された通信施設の障…
先日のエントリーのはてブで、takehiko-i-hayashiさんが、 takehiko-i-hayashi なるほど/二重盲検は、むしろ介入の無作為化の「無作為性」を護るために必要という感じかなあと。(キモは当然「無作為化」の方にあるが、非盲検だと無作為割付後にバイアス/交…
結局、統合医療の言い分(どこまで一般的かは判りませんが、ある程度共通しているでしょう)としては、 統合医療は文脈依存的、情況論的な方法、つまりホリスティックな方法であるから、現代科学のスタンダードである所のRCTという、アトミスティック(要素…
実験研究と生態学的妥当性、的な所に関わる余談を書いてみましょう。私が昔心酔していた論者に、高岡英夫という人がいます。高岡氏は、武術界では知る人ぞ知る論者、といった所で、武術やスポーツなどの身体運動文化を東大大学院で研究し、それらを科学や東…
id:NATROMさん 一応、専門家による専門家、という表現はあたらないかも知れないので訂正します。論文的なものがあったので、お知らせします。 統合医療の現状と課題(PDF) RCTとダブルブラインドテストの説明があって、その後に、統合医療の評価にRCTが向か…
現代科学の弱点を指摘する際に「ホリスティック」や「関係」、あるいは「全体」というのを云々する人が今もしばしば見られます。それはまるで、科学はそこについて何も考慮せずに営まれているのである、と言わんばかりの「批難」です。 そういう人向けに、こ…