マイナ保険証と感度と特異度
他人を顔認証で通してしまう、という話があるみたいで。
この種のもので、他人を認証してしまうのは大問題ですし、本人が認証されないと処理が滞って、オペレーションをスムーズに進める事が出来ず、意味が無くなる訳ですね。
つまり、感度と特異度を共に高める必要があるという、解りやすい事例です。バイオメトリクス方面で言うと、他人受入割合も本人拒否割合も低くしないといけない。
実装にあたって定量的に評価しているはずだと思うのですが、リアルワールドデータでの成績とどのくらい乖離しているか、などをきちんと検討しなくてはならないのでしょう。少なくとも、起こるから駄目とはならないです。が、それとともに、適当に割合を出して、そんなに高く無いと言ってもいけないです。高さや低さというものは、
- 何を目的するか
- それをどのくらい許容出来るか
を皆で話し合って評価するべきなのですから。